1963-12-11 第45回国会 参議院 本会議 第4号
そこに、低賃金、長時間労働の温床があり一先進諸国からソシアル・ダンピングをやるのではないかと常に疑われ、指摘されて、貿易伸張の激流にさおさすの愚かさをいたしておるのであります。「世にもふしぎな物語」ではありませんが、この条約の批准は、だれ一人として反対をいたしてはいないのであります。なぜ促進されないか。自民党と財界の一部に根強くかたまっている一団、「労働組合はないほうがよい。
そこに、低賃金、長時間労働の温床があり一先進諸国からソシアル・ダンピングをやるのではないかと常に疑われ、指摘されて、貿易伸張の激流にさおさすの愚かさをいたしておるのであります。「世にもふしぎな物語」ではありませんが、この条約の批准は、だれ一人として反対をいたしてはいないのであります。なぜ促進されないか。自民党と財界の一部に根強くかたまっている一団、「労働組合はないほうがよい。
この条約の締結による日英貿易伸張の見通し等のほか、さらに一般的問題として、英国その他による対日三十五条撤廃後の新しい事態に対処する上での政府の対英外交についての考え方、英国最近の対共産圏貿易進出の傾向とわが国の対共産圏貿易政策、EECの共通政策に対する政府の対策、英国議会における本条約の審議状況等について、熱心なる質疑が行なわれましたが、詳細は会議録によってこれを御承知願いたいと存じます。
今後日中間の貿易伸張に従いまして荷物の動き、人の動きという面から、商業ベースで定期航路が開設されるようになるというような予想はできるのでありまするが、それがいつ行なわれるか、また中国側におけるこういう定期航路に対する取り扱い方がどういうふうな具体的な考えでおられるのか、そういうことを十分承知した上でこれに対処していきたいと考えております。
同時に日本といたしましては、今申し上げたようなヨーロッパのブロック化なりあるいは最近できました南米の貿易ブロックというような関係をも考慮しながら、日本の貿易伸張ということを考えて参らなければならず、同時に二国間にあります自由化に伴います諸般の関連の問題を解決していくのが必要であろうかと存じております。
それから、ただいま御指摘になりましたホット・マネーが入ってくる、これについてどういうように考えているかという点については、先ほど私申しました優良なる外資と申しますのは、申すまでもなくわが国の経済の発展に貢献し、同時にまた貿易伸張に役立つような資本、こういう意味で技術提携その他の形においてそういうものが行なわれることは、非常に望ましいことであります。
○佐藤国務大臣 ただいま外務大臣から詳しくお話になりましたから、私からつけ加えることはないようですが、先ほどの総理に対するお尋ねがございました東南アジア諸地域、同時にまた中南米、特にブラジル、こういう後進諸国に対しましてのわが国の貿易伸張なり、あるいは経済協力の推進なり、特に今まで意を用いて参っております東南アジア諸地域に対しては、技術援助の面でも、もうすでに八十件に上っております。
いずれにいたしましても、外国の商品に負けないようにやはりりっぱな品物を、価格の点においても質においても負けないようなものを作る、そうして国内の商社が相互に過当競争することの愚を一つ避けたい、かように考えますし、また貿易伸張あるいは賠償の実施に当りましては、どこまでも相手国の経済の拡大に協力する、こういうような効果をもたらすようにこの上とも注意して参りたい、かように考えております。
○佐藤国務大臣 ただいま石野委員が御指摘になりました通り、うまく賠償協定と結びつくならば、わが国の貿易伸張に必ず役立つ、しかし、同時に、これが悪用されますならば、御指摘のような弊害を至るところに生ずるであろう、こういうことで、特に実施の状況について各省力を合せて一つ監視しようじゃないか。
貿易伸張ということを盛んにおっしゃる。確かにその通りです。しかし、それもほんとうに貿易を伸張するということになればいいが、しかし中共、東南アジアとの貿易の問題はどうなっておるか。こういう一連の問題を見る場合に、おっしゃる通りにその政策が浸透している、伸張している、こういうことであるならばいい。ところが、それがますます萎縮されてきておる。そのために犠牲者が出ておる。失業者が出ておる。
従いましてむろん各国と貿易を盛んにいたしますために、何らかの形でもって現地側の要望するような延べ払いの方式、あるいは各国と競争し得るような延べ払いの方式ができますことは、貿易伸張に非常に必要なことだと思いますが、ただしかし、これは日本の財政と見合って参りませんければならぬ問題でありまして、向うが要求し、あるいは競争国がいろいろこれから無制限にそうしたものをやりますということは、日本の財政事情に適応しないことだと
ところが、貿易伸張の度合いにかかわらず、世界の船型の大勢というものは、だんだん大型になりつつあるということは、これは大臣御存じの通りです。貿易の量で港の整備の必要、不必要を決定するということではなしに、船型が大きくなり、船が非常に性能化されてくる、優秀な性能化されてくる、その世界の大勢に順応するためには、貿易の伸張の度合いを考慮せずに港の整備というものはする必要がある、これは私の持論なんです。
皆さんは、特に第一次の岸内閣から今日にかけまして、この貿易伸張のために、国内ではものすごい緊縮政策をやって、そうして実際問題からいって国民に対して非常な大きな迷惑をかけておるのです。そういう事情を勘案しますと、もっと政府は貿易政策の上で大胆な政策を打ち出さなくちゃいけないと思う。
また、今後、業界における為替決済の問題、品目の問題、採算の問題あるいは貿易調整の問題等、政治的、経済的には、解決すべき幾多の問題もあろうかと存じますが、この機会におきまして、関係業界の方々から、原材料の輸入及び製品輸出等に関し、その見通しあるいは計画について、御説明を承わるとともに、貿易伸張のための具体策をお持ちであれば、あわせてこの機会にお漏らしを願いまして、今後の本委員会の調査の参考に資したいと
そういう点から考えますと、大蔵省当局といたしましても、予算というものの観点から生産に重点を置き、将来の輸出振興に重点を置き、これは大蔵大臣も口ぐせのように、今度は外国貿易伸張の生産態勢の確立をやる、そのためには中小企業態勢を確立する、同時に科学技術の振興をはかる、しかし結局するところ、科学技術の振興あるいは生産態勢の整備拡充をやっても、これの原動力となるものを常にすべてを海外に依存するという態勢では
国際情勢から考えましても、米、英、ソ連等のこれらに対する異常なる努力の状況を見ましても、日本としてまさに工業立国、貿易伸張以外に生きるあるいは発展する方途のない日本において、特にこの方面の調査を至急にやっていただきたい、そして、それの効果の上る政策をとってもらいたいということを陳情いたしたのでございますが、まことに残念ながら、いまだそのときになっておりません。
○清水参考人 先ほども申し述べたのでございますが、英国があの思い切った改革をいたしましたのは、戦後の平和産業においては、工業立国、貿易伸張が英国の国是である、英国としてはそれ以外に立つ道がない、従って、あのような思い切った改革をいたしたのでございますが、パーシー卿が議会において大調査委員会を作って結論を出したように、わが国でも審議会あるいは調査会というようなものをすみやかに結成されまして、そして、真
そういう意味におきましてガットの今度の関税譲許については、これは賛成するものでありますが、そういう方面における貿易伸張に関する今後の努力、あわせてガット三十五条によって日本にいまだ最恵国待遇を与えていないこれら諸国に対する通商外交に、一そうの努力の点を特に政府に要望いたしまして賛成をいたしたいと存じます。
次に賠償義務者たる鉱業権者について見ますると、本法制定当時は、石炭鉱業も相当に景気がよかったのでありますが、ここ三、三年の炭界の不況に加えまして、貿易伸張を至上命令といたしまする国の低炭価政策によりまして、鉱害補償及び復旧費は鉱業権者にとりましても耐え切れない負担となっておりますので、国におかれましても、鉱害復旧費にりきまして補助率を引き上げ、でき得る限り鉱業権者の負担を軽減していただくようお願いいたす
そうすると今度は逆に言って、こっち側からのメリットは、今度の話し合いではこの共同声明の中にある均衡のとれた貿易伸張、これは結果は日本側に有利なのです。その声明が今度は日本側にとって今の不均衡な貿易を均衡のとれた貿易に伸張することに協力いたしましょうと実はフィリピンが言っておるわけなのです。条約上は相互になっておるが、実際はそうなのです。
その程度はこの共同声明の中でこちらから言えば貿易伸張に対する共同声明があるわけですね。それで今度は借款実現については今育ったような交換公文があるわけです。そのお互いに政治または道徳上の責任を感ずる程度は、これは相互関係で同じ程度と解釈してよろしゅうございますか。
その点が生産性本部のねらいどころじゃないかと思うのですが、その際、たとえば政治的に、ココムのような日本の貿易伸張を阻止するような制度をまず打開しなければならぬ。このココムの解除とか、あるいは社会保障制度の整備とかいうことが、運動の先行の条件になるのじゃないかと私は考えておりますが、この点はいかがでしょうか。
従って中共のバナナを入れる問題につきましても、さしあたりの考え方といたしましては、日本の台湾への貿易伸張の意味から申しまして、やはり台湾バナナの輸入ということを先に考えてみたいというふうに考えまするが、ただいま御提案の広東バナナを入れることによりまして、日中の貿易が非常に進展するというようなことになりますれば、また並行いたしまして検討いたしたいというふうに考えております。